久しぶりの相手に送る営業メールの件名と書き出し
半年、あるいは一年以上前に一度やり取りした相手に、改めて連絡を取りたいという場面は少なくありません。この記事では、久しぶりの相手に送る営業メールで違和感を与えないための件名の付け方と、書き出しの例文を紹介します。
- 久しぶりの連絡では、まず「以前のやり取り」を思い出してもらう一文が不可欠。
- 件名には時間の経過を示す言葉(「その後」「ご無沙汰しております」等)を入れると自然。
- 以前の話題に触れつつ、新しい情報や変化を添えて再開の理由を示す。
- しつこさを感じさせないよう、依頼は一つに絞り、返信の負担を軽くする。
久しぶりの連絡が難しい理由
久しぶりに連絡する営業メールが難しいのは、相手が過去のやり取りをどこまで覚えているか分からない点にあります。いきなり本題から入ると「誰だったか」と戸惑わせてしまい、逆に長い前置きは冗長に感じられます。
また、時間が空いているということは、その間に相手企業の状況(担当者の異動、事業内容の変化など)が変わっている可能性もあるため、確認の姿勢を持って書くことも重要です。
件名の付け方
久しぶりの連絡では、件名に時間の経過を示す言葉を入れることで、相手に「以前のやり取りの続き」であることを瞬時に伝えられます。「ご無沙汰しております」「その後いかがでしょうか」といった表現が自然です。
- 「ご無沙汰しております:〇〇の件でご連絡」
- 「その後の〇〇についてご相談」
- 「以前お話しした件、改めてご連絡させてください」
- 「〇〇株式会社 山田様:久しぶりのご連絡です」
書き出しの例文
書き出しでは、以前のやり取りをごく簡潔に思い出してもらう一文を入れた上で、連絡の間が空いたことに軽く触れ、再開の理由を示すのが基本です。謝罪的になりすぎず、自然な再開のトーンを心がけます。
「ご無沙汰しております。以前、貴社の業務効率化についてご相談させていただいた〇〇です。その後、状況に変化はございませんでしょうか。実は先日、同業種の企業様向けに新しいサービスをリリースいたしましたので、改めてご案内させていただければと思いご連絡いたしました。」
再開のきっかけをどう作るか
久しぶりの連絡には、単なる「お久しぶりです」だけでなく、再開する理由(きっかけ)を添えることが重要です。新サービスのリリース、業界の変化、相手企業のニュースなど、具体的な理由があるほど、唐突感が薄れます。
傾向を示す参考値であり、業種や過去の関係性の深さによって変動します。
担当者が変わっている可能性への配慮
久しぶりに連絡する場合、以前の担当者が異動・退職している可能性も想定しておく必要があります。「もし担当が変わられていましたら、恐れ入りますがご担当の方にお繋ぎいただけますと幸いです」といった一文を添えておくと、丁寧かつスムーズに対応してもらえます。
また、久しぶりの連絡では、以前のやり取りが実は既に社内で別の部署に引き継がれている、あるいは既に別の手段で解決済みというケースもあります。押し付けがましくならないよう、「状況が変わっておりましたら、大変恐縮ですがその旨お知らせいただけますと幸いです」といった一言を添えることで、相手が断りやすい余地を残すことも大切です。
よくある質問
どのくらい期間が空いたら「久しぶり」の書き方にすべきですか?
明確な基準はありませんが、三ヶ月以上やり取りがない場合は、通常の営業メールよりも再開のニュアンスを意識した書き方にするのがおすすめです。
過去のやり取りの詳細を覚えていない場合はどうすればよいですか?
自社のCRMやメール履歴を確認し、簡単にでも過去の話題に触れることが重要です。記憶が曖昧なまま送ると、的外れな内容になりやすく注意が必要です。
以前断られた相手にも再度連絡してよいですか?
明確な拒否の意思表示があった場合は避けるべきですが、単に「今回はタイミングが合わなかった」という断り方だった場合は、状況が変わった今、再度連絡する価値があります。
久しぶりの連絡でも通常のフォローアップと同じ回数送ってよいですか?
はい、基本的な考え方は同じです。最初の再開メールに反応がなければ、1〜2回程度、角度を変えたフォローを送るのが適切です。
久しぶりの連絡に電話を使うのはよい方法ですか?
関係性の深さによります。以前のやり取りが浅い場合はメールから再開するほうが自然で、深い関係があった相手であれば電話での再開も選択肢になります。