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メールのdeliverability(到達率)とは?基本の考え方

2026年7月12日 · 6 分で読めます · ガイド: 到達率

せっかく作り込んだ営業メールも、受信箱に届かなければ意味がありません。この記事では、メールの到達率を意味する「deliverability」の基本概念と、何がスコアに影響するのか、B2Bの精度重視アウトリーチでどう意識すべきかを解説します。

ポイント
  • deliverabilityとは、送信したメールが受信箱に正しく届く度合いを指す指標。
  • 送信達成(delivered)と受信箱到達(inbox placement)は別の概念であり、後者のほうが重要。
  • SPF・DKIM・DMARCといった送信ドメイン認証の設定が到達率の土台になる。
  • 送信数の急増や苦情率の高さは、迷惑メール判定のリスクを高める。

deliverabilityの意味

deliverability(デリバラビリティ)とは、送信したメールが受信者の受信箱に正しく届く度合いを示す指標です。日本語では「到達率」や「配信到達性」と訳されます。単に送信エラーなく相手のメールサーバーに受け付けられたかどうか(delivered)と、受信箱に届いたか、それとも迷惑メールフォルダに振り分けられたか(inbox placement)は別の概念であり、後者のほうがビジネス上はるかに重要です。

メールが「送信済み」と表示されていても、実際には迷惑メールフォルダに入っていて相手が一度も目にしていない、というケースは珍しくありません。deliverabilityを理解することは、営業メールの効果を正しく評価するための前提になります。

deliverabilityに影響する主な要素

到達率に影響する要素は多岐にわたりますが、大きく分けて送信ドメインの認証設定、送信元の評判(レピュテーション)、受信者の反応(開封・返信・迷惑メール報告)の三つに整理できます。

SPF・DKIM・DMARCの基本的な役割

SPFは、そのドメインからのメールをどのサーバーが送信してよいかを定義する仕組みです。DKIMは、メールの内容が送信途中で改ざんされていないことを証明する電子署名の仕組みです。DMARCは、SPFとDKIMの認証結果に基づいて、認証に失敗したメールをどう扱うかを受信側に指示するポリシーです。

この三つが正しく設定されていないと、正当な業務メールであっても迷惑メール判定を受けやすくなります。特に新しく取得したドメインや、大量送信の実績が少ないドメインは、受信側のフィルターから警戒されやすいため、事前の設定確認が欠かせません。

B2B精度重視アウトリーチでのdeliverability対策

一斉配信のメルマガと異なり、B2Bの精度重視アウトリーチでは、送信数を絞り込み、ターゲットを明確にすることで、苦情率やバウンス率を自然に低く保ちやすいという利点があります。宛先リストの精度が高いほど、無効なアドレスへの送信(バウンス)が減り、結果としてドメインの評判も安定します。

また、送信数を段階的に増やしていく「ウォームアップ」の考え方も重要です。新しいドメインやアカウントでいきなり大量送信を行うと、受信側のフィルターに不審な挙動として検知されやすくなります。

LDMにおけるdeliverabilityへの取り組み方

LDMでは、リストを購入して一斉配信するのではなく、ICPに合致した企業・担当者に絞り込み、一日あたりの送信数を抑えた配信を行うことで、苦情率とバウンス率を低く保つ運用を基本にしています。すべてのメールに送信者情報と配信停止の導線を明記し、停止依頼は即座に反映することも、長期的な到達率の安定に直結します。

よくある質問

delivered(送信済み)とinbox placement(受信箱到達)は何が違いますか?

deliveredは相手のメールサーバーに受け付けられたことを示すだけで、迷惑メールフォルダに入った場合も含まれます。inbox placementは実際に受信箱(迷惑メールフォルダ以外)に届いたかどうかを示す、より重要な指標です。

SPF・DKIM・DMARCはすべて設定する必要がありますか?

はい、三つとも設定することが推奨されます。いずれか一つでも欠けていると、受信側のフィルターから信頼性が低いと判断されるリスクが高まります。

送信数を増やすとdeliverabilityは下がりますか?

急激に増やすと下がるリスクがあります。段階的に送信数を増やす「ウォームアップ」の期間を設けることで、ドメインの評判を保ちながら送信量を拡大できます。

迷惑メール報告が一件でもあると到達率は下がりますか?

一件だけで大きく下がることは通常ありませんが、送信数に対する苦情率が一定の閾値を超えると、受信プロバイダのフィルターが厳しくなる傾向があります。苦情率を継続的に低く保つことが重要です。

重要:これは一斉配信でもスパムでもありません。 当社はターゲット型で運用します。各メッセージは正当なビジネス目的のもと、特定企業の特定の担当者宛てに、少量の日次配信で、受信者に合わせてパーソナライズして送信されます。全てのメールに送信者情報とワンクリックの配信停止を明記し、停止依頼と除外リストは以後の全キャンペーンに例外なく適用されます。

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